未来創生塾とは

未来創生塾は、2012年より地域一体化によって実現した主として小学生とその保護者を対象とした夢と感性を育む実践的教育プログラムです。
産官学民一体化により様々な実践教育を継続的に提供し、感性豊かなイノベーション人材の育成と繋がり強化による地域創生を目的としています。

2021年4月から始まった第6期科学技術・イノベーション基本計画では、人文・社会科学の「知」の蓄積とともに自然科学の「知」との融合による、人間や社会の総合的理解と課題解決に資する「総合知」の創出・活用がますます重要となると言っている。その中でも、最も重要なこととして、Society 5.0 時代を支える人材の輩出と、それを実現する教育・人材育成システムの実現であるとして小学生レベルからのSTEAM教育、特にArtsの役割が重要になると言っています。

地域資源を活用した分野横断的な実体験により五感を刺激し、感動と気づき、知識を与え続ける桐生市『未来創生塾』は、地域内での実践的なSTEAM教育ともいえ、本当に幸福な未来社会構築を見据えたイノベーション人材育成です。
 

カリキュラムに沿った活動はそれぞれ狙いを定め、年間をとおして実施しています。


カリキュラムと学年構成

未来創生塾の活動は、単なるイベントではなく、年間を通して体系的な以下の9項目にしたがいカリキュラムを構成し、五感を刺激すること、体験と同時に知識を与えることも重要視しています。

① わが街発見!文化編:桐生の伝統的文化に触れ、郷土の心を認識する

② わが街発見!歴史編:桐生の歴史に触れ、郷土の魅力を再発見する

③ わが街発見!産業編:地元企業の見学、魅力ある地元企業を紹介する

④ わが街体験!自然編:桐生の持つ資源を活用し、感性を育む

⑤ わが街体験!工学編:実験や工作などを通して工学の魅力を体験する

⑥ わが街体験!芸術編:染織、絵画等を通して、未来社会に必要な感性を育む

⑦ わが街体験!国際編:海外研修や留学生との活動で国際感覚を身につける

⑧ わが街発見!社会編:未来を考え、地域活性化、地域間連携に取り組む

⑨ わが街体験!福祉編:老人との触れ合いを通して高齢者を理解すると同時に高齢者の活性化

学年構成は、未来創生塾2年間、院1年間、独立専攻科からなり、段階を追った分野横断的な実践教育をしています。
塾1、2年、塾院では、年次を追って、実体験を主としたカリキュラムで感性の素養を掘り起こし涵養します。塾院を終了した塾生は、希望により、2016年より発足した独立専攻科へ進み、感性の活用を実施します。ここでは、主体的に地域貢献の為の企画と運営に取り組みCo-designを実践しています。(図1. カリキュラムと学年構成)

企画・運営は群馬大学・桐生商工会議所未来創生委員会・桐生市生涯学習課との緊密な連携によってなされており、実際の活動は各種 NPO 団体、企業、群馬大学同窓会や一般市民の主体的活動によって実施され、まさに産官学民が一体化した体制の極めて特異的な取り組みです。